2021年9月25日(土)、連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]第23回(後援/内閣府、文部科学省、厚生労働省、埼玉県などなど)を開催します。
テーマは[小さな変化や進歩を喜び、つねに前向きな気持ちで]です。
第23回は、ハンディにもかかわらず、幼児期から基本的な練習に取り組む女の子と、その小さな進歩をしっかりとらえて前向きな気持ちに切り替える両親、そんなKさん親子の姿を紹介します。
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■「覚えられない」というハンディを抱えたわが子(長女)を前に、「自分がやれることをやらなければ」と考えた母親Kさんは、周りのアドバイスを支えに幼児期(年中)から家庭でも基本的な練習に力を入れました。
■まず、学習をスタートさせる前にすべきことがたくさんありました。言葉は喋れませんでした。そして、見続けることができないために相手の動作を模倣できない、見比べて選ぶことができない、などの課題が……。また、意識して鼻で呼吸ができず、いつも口が開いて声を出し続けることもあったので、口を閉じる力を求める練習も続きました。
■特別支援学級(小学校、中学校)を経て、現在、特別支援学校高等部の1年生。毎日、1時間以上の時間を設定し、家庭学習を積み重ねています。ルールや約束事を守ろうとするわが子の小さな変化・進歩を喜びとしてとらえられ、前向きな気持ちをもつKさん。「クラスには騒いだりする子どももいるけれど、この子はそんなことはない。教え続けてきたおかげだと思う」と話します。
■学校の先生たちも温かく接し、いろいろな場面で励ましてくれるそうです。こんな信頼関係は、冷静で前向きな姿勢を貫くご両親の努力の賜物です。
■家庭学習の様子(進め方)と学校との連携を中心にした成長記録の報告です。
*「エルベメソッド」
「まずしっかり見る、聞く姿勢を育てることが最優先」「関心のない物事に対しても注意を向けることができる姿勢づくり」など12項の具体的な教育方針と指導目標を掲げ、学習を通して子どもの成長をめざす指導法。特徴は、「発達上の遅れを抱える子どももそうでない子どもも、身につけさせたい力は同じである。そして、その接し方・教え方、指導の仕方も原則は同じである」という基本的な考え方と、24年間の豊富な事例・実績に基づく実践。
[テーマ]
「小さな変化や進歩を喜び、つねに前向きな気持ちで」
[プログラム](対談形式)
体験発表(特別支援学校高等部1年生の母親Kさん)
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進行・解説(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事・河野俊一さん)
[日時] 9月25日(土) 9:45〜11:45(受付開始9:30〜)
[会場] 川口総合文化センター・リリア(JR川口駅西口すぐ 048-258-2000 https://www.lilia.or.jp)
[定員] 70名(対象=保護者、教育・療育関係者、医療・福祉関係者、市民など)
[参加費(資料代等)] 1,000円 申込み後に郵送される払込用紙でゆうちょ銀行の振替口座にお振込みください
[後援] 内閣府、文部科学省、厚生労働省、埼玉県、さいたま市、川口市、埼玉県教育委員会、川口市教育委員会、蕨市教育委員会、草加市教育委員会、越谷市教育委員会、北区教育委員会、豊島区教育委員会、足立区教育委員会、荒川区教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市社会福祉協議会、埼玉県医師会、埼玉県看護協会
[申し込み] 事前申し込み制(定員になり次第、締め切らせていただきます)
当NPO法人のホームページにアクセスし、「申し込み専用フォーム」からお申し込みください。お電話(080-8726-1000)でも受け付けております。FAXでのお申し込みは「9月25日セミナー参加希望」と明記の上、お名前・ご住所・ご連絡先を添えてFAX(048-837-6926)願います。
2021年度日本郵便年賀寄付金助成事業
*ぜひご参加ください。