2020年2月22日(土)、連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]第18回(後援/文部科学省、厚生労働省、埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市、川口市教育委員会、川口市社会福祉協議会〈申請中のものも含む〉)を開催します。
テーマは[「あきらめなさい」と見放された子が、教育の力で飛躍する 「発達障害」の子どもへの具体的な接し方と家庭学習の進め方]です。
*赤い羽根共同募金重点助成事業の一環として実施されます。
第18回は、読み書き、計算やルール・手順を守る家庭学習に力を入れた成果が大きく現れた、そんな実例を具体的に紹介したいと思います。
■■
■現在、中学3年生、2月中旬には公立高校の入試を受けるMくん。幼児期から母親が取り組んだ接し方・教え方によって自信と実力が彼に備わっています。
■たとえば、苦手だった短距離走の克服をめざし、周りからアドバイスを受けながら必死に練習し、運動会では陸上部に所属する生徒よりも速く、一番でゴールしたとのこと。自分で自分の状況をとらえてしっかり努力・練習する……、その習慣が学力(成績)、体力、生活それぞれの面で効果を発揮しています。
■そのMくんは3歳の時、言葉が出ず、多動傾向もあったとは誰も想像できないでしょう。「自閉症」「広汎性発達障害」の診断を受け、専門家から「話せないし伸びないから早くあきらめなさい。この子と会話することは一生ないでしょう」とまで言われたそうです。
■しかし、母親は「息子でも学べる力がある。できるようになることが必ずあるはずだ」と教育・学習に期待をかけました。本を読んで知ったエルベメソッドを3歳3ヶ月から取り入れ、発音・発語だけでなく、家庭での接し方と学習のやり方についても具体的な指導とアドバイスを受けハンディを乗り越えてきたのです。
■今回、今年3月に開催した第15回で体験発表されたお母様に再度お願いしました。言葉の遅れ、多動、かんしゃく、こだわり、偏食、周りとのトラブル、いじめなどを乗り越えた経緯について、また、この1年間で飛躍的な伸び(周りのアドバイスを素直に聞き入れ、積極的に自分の弱点を克服しようと努力する姿勢など)を見せたMくんの成長に焦点を当てたいと考えています。
*「エルベメソッド」
「まずしっかり見る、聞く姿勢を育てることが最優先」「関心のない物事に対しても注意を向けることができる姿勢づくり」など12項の具体的な教育方針と指導目標を掲げ、学習を通して子どもの成長をめざす指導法。「発達上の遅れを抱える子どももそうでない子どもも、身につけさせたい力は同じである」という考え方に基づき、24年間の豊富な事例と実績をもつ。
[テーマ]
「あきらめなさい」と見放された子が、教育の力で飛躍する
「発達障害」の子どもへの具体的な接し方と家庭学習の進め方
[プログラム](対談形式)
体験発表(中学3年生の母親)
+
進行・解説(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事・河野俊一さん)
[日時] 2月22日(土) 10:00〜12:00(受付開始9:45〜)
[会場] メディアセブン プレゼンテーションスタジオ(川口駅東口「キュポ・ラ」7階 048-227-7622 http://www.mediaseven.jp/)
[定員] 80名(対象=保護者、教育・療育関係者、医療・福祉関係者、市民など)
[参加費(資料代等)] 800円
[後援] 文部科学省、厚生労働省、埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市、川口市教育委員会、川口市社会福祉協議会(申請中のものも含む)
[申し込み] 事前申し込み制(定員になり次第、締め切らせていただきます)
当NPO法人のホームページにアクセスし、「申し込み専用フォーム」からお申し込みください。お電話(080-8726-1000)でも受け付けております。FAXでのお申し込みは「2月22日セミナー参加希望」と明記の上、お名前・ご住所・ご連絡先を添えてFAX(048-837-6926)願います。
*関心ある方の参加を募っています。