[NEWS]セミナー第17回を開催します

2019年10月19日(土)、連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]第17回(後援/文部科学省、厚生労働省(申請中)、埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市、川口市教育委員会、川口市社会福祉協議会)を開催します。

テーマは[大人の思い込みを超えてここまで大きく成長した 「自閉症・ADHD」の息子が就職するまで」です。 


第17回は、5歳の時に「自閉症・ADHD」と診断された男児(現在、社会人1年目)が学習を通してハンディを乗り越えた成長記録を母親のHさんが報告します。

 

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■2歳半の時に「難聴(両耳感音性難聴)」と診断された息子さんは、やがて聾学校に通うことになりましたが、その頃から、言葉の遅れ、多動、こだわり、癇癪、奇声など、発達上に課題が明らかになりました。難聴については改善されたものの、年中(5歳)の時には「自閉症・ADHD」という診断を受けました。

 

■「なんとかしたい」と考えた両親は、診断後、情報を集める中で「エルベメソッド」(*)に出会いました。以降、家庭での接し方・教え方を改め、その指導法に従って家庭学習に力を入れるとともに、学校との信頼関係づくりをめざしました。息子さんは、苦手なことにも我慢強く取り組みました。

 

■少しずつ学習の成果が現れ、息子さんは「自分本位の世界」を脱し、自分の言動をコントロールするようになりました。年中から小学6年生までの7年間にわたる学習によって成長の基盤(「応じる姿勢」など)が整いました。そして、一般の子どもでもできないような挨拶・報告などの習慣を身につけ、学力を伸ばし、誰からも好かれる真面目で明るく穏やかな性格を獲得したのです。

 

■難関の高校・大学にも合格し、今春から社会人としての一歩を踏み出しました(人材サービス会社勤務)。ハンディを固定的にとらえたり諦めたりすることなく、いわばハンディを逆手にとるかのように共に努力し乗り越えた、そんな親子の実例です。

 

*「エルベメソッド」

 「まずしっかり見る、聞く姿勢を育てることが最優先」「関心のない物事に対しても注意を向けることができる姿勢づくり」など12項の具体的な教育方針と指導目標を掲げ、学習を通して子どもの成長をめざす指導法。「発達上の遅れを抱える子どももそうでない子どもも、身につけさせたい力は同じである」という考え方に基づき、24年間の豊富な事例と実績をもつ。

 

 

[テーマ]

大人の思い込みを超えてここまで大きく成長した

「自閉症・ADHD」の息子が就職するまで 

 

[プログラム] 体験発表(社会人1年目男性の母親) + 進行・解説(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事・河野俊一さん)

 

[日時] 10月19日(土) 10:00〜12:00(受付開始9:45〜)

 

[会場] メディアセブン プレゼンテーションスタジオ(川口駅東口「キュポ・ラ」7階 048-227-7622 http://www.mediaseven.jp/) 

 

[定員] 80名(対象=保護者、教育・療育関係者、医療・福祉関係者、市民など)

 

[参加費(資料代等)] 800円

 

[後援] 文部科学省、厚生労働省、埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市、川口市教育委員会、川口市社会福祉協議会

 

[申し込み] 事前申し込み制(定員になり次第、締め切らせていただきます)

当NPO法人のホームページにアクセスし、「申し込み専用フォーム」からお申し込みください。お電話(080-8726-1000)でも受け付けております。FAXでのお申し込みは「10月19日セミナー参加希望」と明記の上、お名前・ご住所・ご連絡先を添えてFAX(048-837-6926)願います。

 

 

 *関心ある方の参加を募っています。