7月14日(土)、連続セミナー[わが子の「発達の遅れ」、その改善に取り組む保護者たち]第11回(後援/埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市、川口市教育委員会、川口市社会福祉協議会)を開催します。
*赤い羽根共同募金重点助成事業の一環として実施されます。
第11回は、ロサンゼルス在住の保護者による体験発表です。毎年、夏休みには家族で日本に帰省しますが、その合間を縫っての体験発表をお願いしました。効果的な学習とは何か、親にとって子どもにとって大切な視点とは何かについて話してもらうことになっています。
体験発表のポイントは、国語や算数などの学習を通して身につける、大切な「教わる姿勢と習慣」についての指摘です。
■いまでは穏やかな性格で心配りのできる優しい娘さん(長女)。しかし、幼児期に幼稚園で言葉の遅れや自閉傾向を指摘され、「高機能自閉症」と診断されました。3歳の時でした。その後、アメリカで公的なサポートやセラピーを受ける日々。しかし、子どものペースに合わせるやり方では効果が上がらず、「どうすればいいのか」と悩んでいました。
■転機になったのは、就学前に日系書店で見つけた1冊の本。“学習”という視点を再確認し、以後、「問題行動が減れば学習できるようになる」から「学習できるようになれば課題が軽減する」という考え方へ方向転換。
■「学ぶ力を身につける」という視点を優先させる学習を年長/5歳から継続。娘さんの成長とともに、多方面にわたる学習効果を実感するに至ります。専門家任せだった子育ても改め、家庭学習をしっかり行うようになりました。ミドルスクール8年生(14歳)の現在も、アメリカ(ロサンゼルス教室)で学習し、夏休みは日本(川口教室)でも学習するといった生活を送ります。
■体験発表では、アメリカの特別支援教育(スペシャル・エデュケーション)の現状も報告してもらいます。
[テーマ] 「アメリカで巡り会えなかった指導法に出会った」
[プログラム] 体験発表(ミドルスクール8年生/14歳の母親) + 進行・解説・質疑応答(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事・河野俊一さん)
[日時] 7月14日(土) 10:00〜12:00(受付開始9:45〜)
[会場] メディアセブン コミュニケーションスタジオ(川口駅東口「キュポ・ラ」7階 048-227-7622 http://www.mediaseven.jp/)
[定員] 30名(対象=保護者)
[参加費] 500円
[申し込み] 氏名・住所・職業・連絡先のほか、(1)「お子さまの年齢・学年」(2)「子育てで困っていること、聞きたいこと」を明記してメールか電話/ファックスで当NPO法人へ
*関心ある方の参加を募っています。